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冬の気配が聞こえてくる季節になってきましたね。
本格的な寒さはまだまだ傍らにおき
たまに感じる小春日和を楽しみながら、
北国の初雪のニュースを見ては、
すぐそばにある新しい季節に「もうすぐだね」と声を掛けてみる。
先日祖父の家に遊びに行きました。
まず私たちを出迎えてくれたのは
輝くほど綺麗な唐辛子たち
色の輝きと香りに誘われて冷たい風が唐辛子を乾燥へと導いています。
ここは祖父が「俺の遊び場」という椎茸畑です。
祖父と一緒に椎茸採集
祖父が母に指示していますね(笑)
この空間独特の匂いを沢山吸い込んで懐かしくホッとします。
椎茸の次は畑へ
ここは祖母の遊び場でしょうか?
小松菜、大根、かぼちゃ、ゆず
祖母が精鍛込めて作った野菜たちが
「すくすく育ったよ」
「おばあちゃんありがとう」と言っているように
瑞々しく、美味しそうにその姿を見せてくれました。
祖母は私よりも足取り軽く畑の畦の中を駆け回っていました。
その姿は素敵で格好いい
そんな祖母の姿を見て、野菜たちは育っているのでしょうね
ほうらニコニコ笑顔の大根さん
いつもこの場所に来ては小さい頃の思い出が蘇ります。
兄と一緒に畑を駆け巡り、
茶畑の間を走り回って過ごしていた頃
あの頃の小さい私がこちらを振り返りにっこりと笑う
まるで「がんばれ」と言ってくれているようだ
私は同じように笑みを返し
「ありがとう」とこの思い出がたくさん詰まったこの場所を後にした。
誰にでもある思い出の場所は色褪せず
また私たちを強く勇気付けてくれるのだ
ちひろ