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明日、十月三十日は「初恋の日」

島崎藤村の歌「初恋」が発表された日にちなんで

この日を初恋の日と定めたそうです。



この時期にさぁっと降る初時雨のように

心に降りそそぐ初恋という名の思いを

誰もが持っているのだなぁと彼の歌を読みながら思い浮かべます。



詩に込められた思いや願いを

こう時が経て見てみるのもまた面白いもので

その情景を想像してみる楽しさもひっそりと隠れているのでしょう







おやつに頂いた但馬屋さんの「荒城の月」

優しく口の中で溶けていく様はまるで初恋のよう。












ちひろ

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日向のお伊勢さまとして親しまれている大御神社で

毎年この時期に行われる例大祭「宵まつり」へ母が行ってきたので

写真とともにその様子をちょっとお裾分け。




日向灘をバックに舞う神楽や浦安の舞、

そして一番の見所である

金獅子を始めとする獅子舞たちの動きに

大人だけでなく子供たちも夢中になるそうです。






この金獅子はこの宵まつりにしか登場しないそうで

母は貴重な時間を金獅子とともに過ごせたのではないでしょうか。








その様子を聞きながら

和太鼓や笛の音色に酔いしれながら

舞い踊る獅子の姿を一度見てみたいなと思いました。











ちひろ

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大分の竹田市へ行ってきました。

竹田の町並みを散策するのは初めてで

城下町だった頃の風情を漂わせながらしとしとと降る雨が、

町に優しい色を添えている様にも見えました。




お昼は「心笑庵」でお蕎麦を頂きました。

お店の雰囲気を楽しみながら

知らない地でお店を探すことも楽しみの一つだったりします






吾亦紅が優しくお出迎え













竹田と言えば 滝廉太郎 ですね

細い路地を歩いていくと「廉太郎トンネル」発見!






トンネルってなんだかドキドキします

その先に何があるんだろう?って

トンネルを入ると曲が流れてきました。

荒城の月・散歩・鳩ぽっぽが流れるそうです

廉太郎を思い浮かべながら通ってみるのもいいかもしれません。





トンネルを通り、少し歩いていくと

滝廉太郎記念館がありました。

彼が2年半過ごした竹田の家です。

ここでどんな音に出会い、作曲をしたのでしょうか

川や竹、井戸、鳥や動物の音に耳を傾け

音楽への情熱を育んだのでしょう

所々に廉太郎が愛した音色たちが聞こえてきます。







こんな可愛い物に出逢うのも散策の楽しみなのでしょうね

消防車マークの消火栓

ついついカメラのシャッターを押してしまいます。








今回のお宿は「翡翠之庄」へ

古さの中に安らぎが潜んでいて

とても落ち着けるお宿でした。










どうしても旅の楽しみの一つに建物やお庭を見ることがあるので

関心や驚きを感じつつ癒されています。

生憎のお天気でしたが

ゆったりとした時間を過ごせました。

お馬さんにも会えて

(背高泡立草をムシャムシャ食べてて驚きましたが…)




竹田にはワクワクとドキドキが沢山詰まってるような気がしました。

また機会があったら訪れてみたいと思います











ちひろ

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こんにちは聖也です。
もとが根暗なせいか分かりませんが、昔から『影』が好きでして
日頃の建築の中にも、こっそり影の演出を取り入れたりしております。

もちろん『こっそり』ですので、あまり大々的にやることは無いのですが
先日竣工した「東の庵」では施主様よりチャンスを頂きましたので
少し遊ばせて頂きました。

玄関の横に目隠しになる木製格子
建物全体のアクセントにもなり、施主様にも喜んで頂けました。

繊細な木製格子から生まれた影、時間の流れの中で移り変わっていく姿は
最も気軽に季節を楽しめるアイテムかもしれません。

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本格的に肌寒いという言葉が口から出て来るようになってきましたね

厚手のカーディガンをタンスの奥から引っ張り出し

「私の出番かしら」とばかりに少し冷えた体を包んでくれました。




ついこの間まで「まだ暑いね、早く寒くならないのかい?」と

名残惜しそうに漂っている夏の欠片たちに話しかけていたのに

あの子たちはどこに行ったのだろうとその姿を探してしまいそうです。







先日「天下一薪能 2013」を見に行きました

初めて能の世界へ足を踏み入れるのに終始どきどき。

「どんなものなのだろう」と

楽しみが湧いてくる感じもまたいいもので

何度も訪れたことのある城山さえ

始めて来た気持ちにさせてくれました。




始まりから終わるときまで、

幻想的な能の世界観に酔いしれたことは言うまでもなく

一つ一つの動きや、能面、着物、地謡・囃子に

魅了され虜になる自分がいたり

見れば見るほど夢中になるのかもしれません

また機会がありましたら能の世界を覗いてみたいと思います。








今の時期は菊の花が咲き始める頃。

薬草としても親しまれてきた菊の花を

乾かして詰め物にし枕に入れ「菊枕」として

女性から男性に贈る風習があったとか、

何でも菊の香り漂う寝心地に

恋する人が夢に現れるというそうです。




もしかしたら静御前も清盛にそっとこの菊枕を

贈ったかもしれないと想いながら

力強く、物悲しい静御前の舞を思い出します












ちひろ

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