昨日は『習字の日』だったんですけど、
先生の風邪がやっぱり治らずお休みdayとなりました。
先生、ほんと大丈夫なのかな~。
心配なのねん。
疲れていたのか、それともだらけていたのか
いつもより早い時間に
「ぐ~すかぴ~」夢の中。
見たいニュース番組を見逃してしまいました。
まぁ、そんなこともあるさです。
小さい頃に大好きだった絵本があります。
「絵本といったらこれ!!」と言っていいぐらい好きだった一冊。
作 香山 美子さん 絵 たむらしげるさん
『いい ことは ひとつずつ』
毎日って言っていいほど、読んでもらっていました。
いまだに母とおばあちゃんに、
「ちひろはこればっかり読んでって言ってた」と言われるくらい。
きっと読む側からしたら、「またこれ~」て思ってたに違いない。
でも、いまだにこれがすきです。
「なんでこれを?」と思うんですが、
よく自分ではわからないんですよね~。
生活の中で、仕事をしたり。
学校に行ったり。
家事をしたり。
勉強だったり。
子育てをしたりと。
毎日大変で、忙しくて。
いいことばかりじゃなくて、ちょっぴり悲しかったり。
なんだかな~って思ってしまいますよね。
そんな毎日の中にでも、
きっと、ひとつは『いいことはあるんだ』ってことを思うんですよね。
悲しみの隣に寄り添うように『いいこと』がある。
この絵本の主人公の絵描きさんも、
退屈な雨の日に、自分の描いた絵から、
沢山の来客者が、絵を描いてほしいと遊びに来るんです。
もう、これがひとつの『いいこと』
その来客者たちが、
今度は自分の誕生日を忘れていた絵描きさんの為に、
誕生日パーティーをしてくれるんです。
またここでも『いいこと』が、
誰にでもある、『いいこと』を教えてくれた絵本。
だから好きだったのかな~。
みんなが笑っていて幸せが伝わってきたからなのかな~。
小さい頃の私は、そこまで理解していたかわかりませんが、
子供なりに何かを感じとっていたのかもしれません。
読んだあとに、少し嬉しくて
「私も絵描きさんのお家に遊びに行きたい」と思ったのを覚えています。
『絵本』って大人になるほど、胸を強く打たれるというか、
「本当に深い話だな~」って思わされることが多くて。
読み聞かせている、大人のほうが世界に入り込んでいるような気がします。
いつか、子供を授かるような時がきたら、
沢山絵本を読んであげたいと思っています。
小さい頃、母が毎晩絵本を読んでくれていたように。
わが子にも、大好きな絵本を見つけてあげられたなら、
毎日同じ絵本でも、読んであげたいな。
我が家では、落ち込んだりすると
誰かが必ず「いいことはひとつずつだよ」って教えてくれるんです。
だからいつも心のどこかに、
『いいことはひとつずつ』