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こんにちは聖也です。
昨年の11月に行われた町の工務店ネット主催の勉強会
「九州横断弾丸ツアー」に参加した際に
ベーハ小屋なるタバコの乾燥小屋と
その研究会の存在と魅力を先輩特派員の方々に教えて頂いてから
早や2ヶ月。。。
ようやく宮崎特派員としてボスへ報告することが出来そうです。
宮崎県の葉タバコ生産量は昨年も全国2位と
全国でも屈指ということもあり、探し出す前は
「すぐに見付かるだろう」 と甘く考えていたのですが
探せど探せど、見付からず・・・
年末に探索へ行った集落のおじいさんの話によると
昔は葉タバコ農家が今より多くいて
その家庭には一家に一棟のベーハ小屋があり
集落の中にも5件程の小屋があったそうです。
しかし、米や薩摩芋への転作で葉タバコ農家が減ったことと
各地域に大きな乾燥施設が、出来きたことで
古くなったベーハ小屋はどんどん取り壊されていったそうです。
どうりで見付からないはずだ。。。
しかし、本日やっと会えることができました。
現場へのルートを少し遠回りしてキョロキョロしていると
延岡市三須町にて、小さな越屋根の乗ったベーハ小屋を発見!!
持ち主のおばぁちゃんに話も伺えました。
現在は飼料のワラを保存していて
内部の確認は出来ませんでしたが
昭和30年頃から昭和52年まで活躍していた
まぎれもないベーハ小屋とのこと。
もともとは「木造+土壁」のベーハ小屋があったそうですが
老朽化が進んでいた為、昭和30年頃に建替えたそうです。
葉タバコを乾燥させる際に内部で火を使用するので
新しい小屋は、隣町の門川町から職人さんに来てもらい灰石組みにしたそうです。
裏山からの姿が一番のお気に入りです。
寂びれたトタン屋根も良い味を出していますね♪
少し前までは三須町内にも数件の葉タバコ農家があり
他のベーハ小屋もあったそうですが
今では、おばぁちゃんちのバーハ小屋が1軒残っているだけだそうです。
おばぁちゃん達も、今は葉タバコの生産はしておらず
延岡市には残り一件の農家さんがされているだけだそうです。
貴重な情報をありがとうございます!
次は、その農家さんへ伺ってきますね!!