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花びら餅をいただきました

母の点ててくれたお茶と一緒に

 

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初釜(新年に初めて行う茶事)に使われるのですが、

もともとは平安時代に新年行事「歯固めの儀式」として

長寿を祝うために餅の上に、猪、鹿、大根、瓜、押鮎を食べていたのが始まりと言います。

600年にわたり、宮中のおせち料理の一つとされてきました。

 

現在の花びら餅は儀式化していく中で生まれたとされています

その中で、押鮎の代わりにごぼうを入れるようになったそうです。

 

「なぜごぼうを?」とちょっと疑問

地震や天災に対する恐怖感から

地中深くに根を張り、家の基となり、灰汁は厄を払祓うとし

ごぼうはめでたい食材として使われているそうです。

 

明治時代に裏千家 家元十一世玄々斎が使うことを許されたことから

初釜のお菓子として使われるようになりました。

 

今年頂いた花びら餅は「七万石」さんのお菓子です。

ごぼうの風味に優しい甘みが

この時しか食せない美味しさなんだということを教えてくれているようです。

 

 

 

 

 

ちひろ

 

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