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こんにちは聖也です

先週の日曜日(5/15)にOB様向けに開催した住宅履歴情報に関する講習会には私達が
予想していたよりも遥かに多い三十数名の方々に参加して頂いた

貴重な休みにも関わらず参加して頂いたことに、感謝の気持ちでイッパイです

それと同時に、住宅所有者の方にとって非常に
関心の高いものだということを再確認

講習の内容としては

  1. 日本の現状
  2. 日本の未来像
  3. 豊かな生活とは

大き括ると、以上の3つ

最初の 『現状』 だが、住宅に関しては弊社のホームページにも乗せている様に
諸外国の先進国と比べると、住宅の命があまりにも短いことが分かっている、
原因としては戦後からの復興に伴う国の政策や、中古住宅の価格設定、
多湿地方に関わらずグラスウール等を使った断熱工法が普及していることなど
国やビルダーにも大きな原因があるだろう。そして、私達の収入と支出とのバランスだが
一世代につき一戸というペースで家を建てている私達と
三世代で一戸の家を建てている諸外国と比べた場合、
言うまでもなく私達日本人の方が支出が多いことは明らかな状況だ

 

次に 『未来像』 についてだが、講師に来て頂いたグッドリフォームインフォの徳富氏は
とても分かりやすい表現で教えてくれた。それは今まで『○○が増加する時代』だったのに反して、
これから先の日本は『○○の減少する時代』を迎えるということ、
人口・経済・食料とあらゆる角度から確実に減少する時がやってくる、とのことだ。
そんな中で私達ビルダーが出来ることを考えると、
寿命の長い住宅を造り、住宅の資産としての価値を保つ
方法を提供することだと思った

 

最後の 『豊かな生活』 、徳富氏は国家レベルの観点から分析し
これからの国家戦略を踏まえた話をしてくれたが
当分の間は、ハッキリ言って人それぞれだろう。
今までのように大量生産と大量消費を繰り返したいと思う方も、もちろんいるだろうし
地球環境や物資不足を考慮し、行動している方も大勢いらっしゃる
個人的には、どっちが良いとは言えないが
ざっくばらんにヨーロッパの人達みたいな
徳にイタリアとドイツを足して2で割った感じが理想なのだが
まぁそんな生活と文化が私の『豊かな生活』のイメージだ

 

話を聞いて頂いたOBさん達は、この講習の内容を自然と受け止めて頂いた様だった
もちろん、徳富氏の話はもっと面白く分かり易かったこともあると思うが

自邸の施工を検討する際にも、似たようなことを考え
弊社を選んだからだと、OBさん自ら私に声を掛けてくれた。

その事が、私はとても嬉しかった

どうしても、家=商品 として扱う人達が多い世の中だが
小弁野工務店としては、これからも 家=住まい として
施主様に永く安心して暮らせる家を引渡し

その後も大切に暮らして頂くサポートに廻りながら
住宅管理会社としての業に勤しみたいと考えている
 

 

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