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こんにちは、聖也です。
先月も月に一度のデザイン学校を受講する為、東京へ行ってきました。

全5回となる授業の3回目となる授業で、今回も前回同様に
設計課題の宿題を提出し、講師の伊礼智さんとゲスト講師の徳田英和さんに講評して頂きました。

前回ほどではありませんが、今回も宮崎にいては気付かないであろうことを指摘されたり、目から鱗となるアドバイスを頂いたりと濃い時間を過ごしてきました。
今回は授業前に徳田さんが事務所を構えている、旧吉村順三設計事務所を特別に見学させて頂き日本を代表する巨匠の仕事場をじっくり見て来ました。
レーモンドを師事し、日本の建築を「常識」や「格式」の為の建築から「気持ち良い」の為の建築へと導き実現させた建築家だけあって、小さな応接室の中にも一段下がったソファー空間や引込み式の吉村障子、シンプルなスタンドライトと可動式のスポットライトなど気持ちの良い仕掛けが満載でずっと座って居たくなる空間でした。

伊礼さんが「材料が良ければ気持ち良くなるわけじゃない」「家は材料の品評会ではないんだよ」と言われる意味も十分に理解できた時間でした。

昨今、工務店やハウスメーカーってどうしても「断熱」「気密」「換気方法」「自然素材」などの性能や制度ばかり勉強し、それを営業アイテムとして使う機会が多くなっていますが、住居として施主さんが暮らしやすく、気持ちよく住める為のプランニングやディテールに目を向けるのも大切なことなんじゃないかなぁと思います。






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