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こんにちは

今日は暑いくらいですね

過ごしやすい一日となりそうです。

 

 

専務がOB・H様のお宅に遊びに行ったら、

「姫だるま」

というだるまさんを飾っていたそうです。

 

 

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「姫だるま」とは、

江戸時代の頃、今から350年前に

実在した綾女(あやじょ)と言う女性をモチーフにした

竹田市名物の民芸品だそうです。

 

 

 

この綾女という女性は、

旧岡藩の禄高の低い武士の妻で

日々の暮らしにも困るような非常に苦しい家庭で

家の中はいつも言い事が耐えず

ましてや姑は毎日のように綾女を苦しめました。

 

年末が来ますとまたいつものように

言い事が始まりとうとう綾女は

雪降る夜に家を追い出されてしまいました。

 

一旦嫁いだものとして、

家を出て行くわけにも行かず

寒い外の中、納屋の前に座って泣いていたそうです。

 

二日二晩過ぎた二日目の朝・・・・

天国に行く一歩手前のところで夫に見つけられ

義母と共に来て家の中に抱え込まれた綾女、

その時の、夫や義母に今までにない真の愛情が生まれ

その愛に抱かれ綾女は更正したそうです。

 

 

それからというもの愛の温かさによって

起き上がった綾女はこの気持ちを忘れぬよう

今年からは今までの行いを清算し

新しい清らかな愛の家庭を造ることを誓ったそうです。

 

 

その後夫の士分が昇進し

暮らしも楽になり家庭は円満に

幸福な人生を送ることが出来たそうです。

 

 

 

竹田市では、年末にこの姫だるまを

送る習慣があるそうです。

 

 

姫だるまのような気持ちになり

真の優しさを見出したならば必ず家庭円満や

商売繁盛・・・女性特有の病気などにもいいそうですよ、

 

 

是非皆さんも竹田市へ遊びに行って

この姫だるまを手に取って見て下さい、

 

 

なかなか忘れてしまいがちな家族への思いを

この姫だるまを見るたびに綾女が教えてくれそうです。

 

 

 

 

大分県竹田市以外にも姫だるまがあるそうです。

 

愛媛県の道後温泉地に伝わる姫だるまは、

道後温泉にきた神功皇后[じんぐうこうごう]が

応神天皇[おうじんてんのう]を身籠った時に、

生まれてくる子の姿を想像して作らせたと伝えられています

 

安産の守り神として安産のお守りや

出産祝いなどに送られるそうです。

 

竹田市の姫だるまは手書きですが

愛媛県の姫だるまは手書きと服の部分は

着物地で作っているみたいでした。

 

その地域で作り方も言い伝えも

全然違うんですね~、

民芸品一つでもいろいろな文化があって奥深いですね

 

 

 

道後温泉といえば

三・四年前に研修旅行で行ったことを思い出します。

 

道後温泉本館といえば

「千と千尋の神隠し」の中の「油屋」の

モデルに使われていると言われていますよね

 

あの「油屋」という温泉宿のモデルは

いろんな場所の温泉地が参考に使われているそうです。

 

道後温泉本館の温泉にも入りましたよ~♪

ちょっとわくわくしました、

こういうところをモデルにしたのかな~と思いながら見たのを思い出します。

 

 

温泉から上るときに母とはぐれ

すごく探したことも今、思い出しました・・・・笑

 

はぐれたのは道後温泉だったからかな!?

 

私も物語の中の「千(千尋)」になった気分でした

 

 

 

そんなことさえもほんとにいい思い出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちひろ

 

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