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こんにちは聖也です。
今日は僕の「好み」のお話し(もちろん住宅のw)
御存知の方も多いと思いますが、建物に関する省エネ基準が今年の10月に改正されることになりました。
約13年ぶりの改正ということで、弊社を含む多くのビルダーさん達が興味津々に少しずつ見え隠れする動向を観察しながら、勉強している毎日です。
現在の省エネ基準「次世代省エネ基準」から、どのような方向へ転換していくかはLIXILのHPに分かりやすく併催されていますので、興味のある方は是非見てみて下さい。
さて、ここからは「好み」のお話し
構造や断熱など、男性的な拘りとは別の、「空間としての好み」のお話しです。
タイトルの通り、『曖昧な関係』を保っている空間が好きです。
キッチンとリビング、リビングと書斎、内部と外部・・・
住宅には各種様々は居住スペース同士の繋がりと内部と外部の境界線が必ず存在しますが、この境界線が曖昧なになっている場所に居心地の良さを感じます。
かと言って全てオープンのワンルームが良いかと言われると違うもので、スペースごとの視線は外しながらも温度感は共有出来ていることが大切な部分です。
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左上 : 龍安寺(京都) 右上 : 無量塔(湯布院)
左下 : いっちゃんち(延岡) 右下 : ちーちゃんち(延岡)
こんな感じの内部と外部の境界線が曖昧で、
一日の流れや四季の移り変わりを感じれる場所って良いですよね。
今日みたいな雨の日は、雨を見ながらコーヒーを飲むのも楽しい一時になりそう。
夏の夕方は窓を開けて風を存分に取り入れ、
木陰になったウッドデッキで素麺なんて最高に美味そうです!!
また、ちーちゃんの様に特定の用途の為ではなく臨機応変に使える土間なんかも曖昧な空間のいいところ。囲炉裏を置いて晩酌したり、日曜大工でベンチを造ったりと 使い方は無限大!!
せっかくなら、暮らしを楽しめる家で生活したいものです。
新しい省エネ基準の全貌は、まだ分かりませんが
内部と外部を高気密工断熱で完全に遮断して、太陽光発電・高性能エアコンをHEMSで管理される閉ざされた住宅だけがゼロエネルギー住宅になってしまったら、どうしても暮らす楽しみが少なくなってしまう気がするのは僕だけでしょうか?