忍者ブログ

 

こんにちは

今日も温かく過ごしやすいですね、

昨晩私のblogを見た父が

ある詩を載せて欲しかったな~と話していたみたいで

今日は父の思い出の詩をご紹介しようと思います。

 

父のおばあちゃんが

この季節によく口ずさんでいたという詩で

「うめぼしのうた」

という詩があるそうです。

 

その詩は明治時代から大正時代にかけて

尋常小学校の教科書に掲載されていたそうです。

 

 

「うめぼしのうた」

 

二月三月花ざかり

うぐいす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち

五月六月実がなれば枝からふるひおとされて

きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売

もとよりすっぱいこのからだ

しほにつかってからくなりしそにそまって赤くなり

七月八月あついころ三日三ばんの土用ぼし

思へばつらいことばかりそれもよのため人のため

しわはよってもわかい気で、

小さい君らのなかま入うんどう会にもついて行く

ましていくさのその時はなくてはならぬこのわたし

 

 

私は曾おばあちゃんがどんな人だったのかは

写真で見る曾おばあちゃんと家族から聞いた話でしか知りません。

 

私が生まれた次の年に亡くなったそうです。

曾おばあちゃんと接した時間はとても短いですが

写真の中で見る曾おばあちゃんは

いつも笑顔で幸せそうに曾おじいちゃんと並んでいて

その当時のことが伝わってくるような写真ばかりです。

 

父がよく聞いていたこのうめぼしのうたからも

ひいおばあちゃんの声が聞こえてきそうです

 

きっと父もこの季節が来ると

曾おばあちゃんの温もりと

この詩の歌詞が蘇ってくるのでしょうね、

 

この梅の季節は

曾おばあちゃんの命日になります。

きっとどこかでまたこのうめぼしのうたを

口ずさみながら私達を温かく見守ってくれている

あの笑顔が見れるかもしれません

 

2011020720120000.jpg
2011020720050000.jpg
2011020720060000.jpg

 

その父の話を聞き昨日の夕食は梅干料理だったそうです

お昼後なのに美味しそう~食べたい~と

思ってしまう私・・・・、

 

 

今年もおばあちゃんの庭の梅の木が

花をつけているのかな~?

 

 

 

 

ちひろ

 

 

 

 

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ページトップ
<<思い出の中で   HOME   梅>>
忍者ブログ [PR]