冬の光

息子の今年初のお弁当の日でした。

何を入れてほしいかリクエストがあったり

「おいしかったよ、ありがとう」なんて

嬉しい言葉をもらったり。

一つ一つの行動に成長が詰まっているようです





小寒が運んでくる冬の風たちが

小さい手や頬を赤く色づけ

「つよくなれ、つよくなれ」と

冷たい冷気がすっぽり体を包み込み

元気な体で春を迎えられるようにと

子供たちを逞しく育ててくれているようです。




「子供は風の子、元気な子」

小さい頃、母がいつも言っていた言葉を想い出し

同じように励ましています。

風の中へ駆け出していく小さな我が子の姿と

あの頃の懐かしい思い出が

冬の光に包み込まれているようです。











ちひろ