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十三夜 中秋の名月ともう一夜、
後の月と呼ばれる旧暦九月十三日の十三夜も
名月として日本古来から月見を楽しんでいます。
十五夜は中国の行事が日本へ伝来したのが始まりですが
十三夜は日本独特の風習で
醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に
開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
この時期に収穫される作物にちなみ
「栗名月」、「豆名月」とも呼ばれ
十五夜と十三夜を併せて「二夜の月」と言うようです。
十五夜を眺めて、十三夜を見ないのは
「片月見」と言われ忌しみ嫌われているそうです。
今年の十三夜は明日10月27日ですが
果たしてお天気の方はどうでしょうか?
この様子だと今のところ曇りのち雨という天気予報ですが
「片月見」にならないように晴れることを祈るばかりです、
そんな十三夜にちなんで我が家の「渋皮煮」をご紹介します、
今年も田舎のおじいちゃんから、丹精込めた栗が届きました。
実も大きく、実が詰まっていて美味しそうな栗♪
祖父の栗林も今年は大賑わいだったようですね
父と母が共同作業で栗の皮を剥いていきます
この作業だけでも気が遠くなりそうな気がしますが、
美味しい渋皮煮が出来るまでの道のりは大変なんですね
母から聞いて驚きました!
まだまだ料理半人前の私にはこの「渋皮煮」を作る母に脱帽してしまいました。
なんでもそうですが、作り手の気持ちが表れるものなんだな~と感じます。
母のみんなに食べさせたい、
みんなの喜ぶ顔が見たい、
美味しい渋皮煮になぁれ
いろんな気持ちが詰まったこの栗くんたちを口にするたびに
ほっとするような、そしてもう一つと手を伸ばしてしまう
そんな美味しさが一つ一つに詰まってるんだね
一枚目の写真は、先日行われた完成見学会会場での一枚です
リビングの吹抜けの窓から見える月にみんなで撮影会が始まったのは言うまでもありません
ちょっとした出会いになんだか嬉しくなった日暮れ時でした。
ここでご家族の新しい時間が刻まれていくこと
季節によって見える様々な空があることを教えてもらったような時間でした。
ちひろ