今日から小満
日を体中に浴び、輝き始める季節がやってきました
この時期を別名「木の葉採り月」といい
蚕のえさである桑の葉を摘むころ
蚕さんで思い出すのは父の思い出話。
父の実家は昔蚕さんを育てていたそうです
父はそのお手伝いをしていたとか
「昔はお家の仕事を手伝うことが当たり前だったんだよ」と言う父、
今はこうやって子供たちが遊ぶことを置いて
家のお手伝いをすることが減って来たような気もします。
蚕が桑の葉を食べ育ち、
美しい錦糸となる繭を小さな体で紡ぐ姿は
幼き日の父の目にどう映ったのでしょう
薄暗い蚕部屋に立ち
少年はその美しい光景に見惚れていたのかもしれません
ちひろ
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