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先月も月に一度のデザイン学校を受講する為、東京へ行ってきました。
全5回となる授業の3回目となる授業で、今回も前回同様に
設計課題の宿題を提出し、講師の伊礼智さんとゲスト講師の徳田英和さんに講評して頂きました。
前回ほどではありませんが、今回も宮崎にいては気付かないであろうことを指摘されたり、目から鱗となるアドバイスを頂いたりと濃い時間を過ごしてきました。
伊礼さんが「材料が良ければ気持ち良くなるわけじゃない」「家は材料の品評会ではないんだよ」と言われる意味も十分に理解できた時間でした。
昨今、工務店やハウスメーカーってどうしても「断熱」「気密」「換気方法」「自然素材」などの性能や制度ばかり勉強し、それを営業アイテムとして使う機会が多くなっていますが、住居として施主さんが暮らしやすく、気持ちよく住める為のプランニングやディテールに目を向けるのも大切なことなんじゃないかなぁと思います。
まもなく新居に引っ越して一年になろうとしています。
若気の至りとモデルハウスを兼ねるということから
間取りから素材まで贅沢をして建てさせて頂いた新居。
「頂いた」と言っても、多くの施主様と同じように
住宅ローンを35年で組み、毎月返済していますが・・・
まぁ何にせよ、
自分の好きなように造らせてもらったマイホームですが、
1年間、暮らしてみたことで気付いた多くのことがあります。
それは、間取り・寸法・照明・外構と建築的なことはもちろんですが
1番は住み手にとって大切なことは、素材の高級感や間取りの豪華さではなく
「心地いい」と思える瞬間が、どれだけ形に出来るかだと気付かされました。
豪華でも奇抜でもなく、無駄を省き機能的で洗練されたコンパクトな家。
その家の中での生活に「楽しさ」や「可愛さ」を散りばめていけたら、
最高に心地よく丁度いい家だと思います。
この感覚は、初めて夢のマイホームを計画した時には分からないものでした。
昔から「家は3回建てないと分からない」などと言いますが、
これは、建ててみないと自分達の生活に本当に必要な物が見えてこないという
意味もあるんじゃないかと思います。
自分達のライフスタイルを見直し、大切なシーンを大切に建築していくことが
最高に丁度いい家造りの肝ではないでしょうか?
長男が幼稚園に通うようになって早や二週間、
短い期間ですが親子で、学ぶことや発見することが多く
充実した毎日を送れている気がします。
本当に子供の成長は早いですね。
もう少しゆっくり一緒に過ごし観察したいのですが
あっという間に大きくなって寂しい気もしますw
初めての春を迎え、少しずつですが緑が増えてきました。
これから梅雨に入り、念願のヤマアジサイが花を付けてくれるかが
今一番の気になるポイントです。
去年の冬から増やしてきた草花たちが芽吹き
家の中から見える景色がどんどん素敵になっていくこの季節
まだまだ時間は掛かりそうですが里山の風景をテーマに
田瀬さん、永田さん、荻野さんといった素敵な
造園計画をされる方々を参考に楽しいガーデニングライフを模索中です。
暖かい日が続き、少しずつ春本番を迎えようとしていますね。
初めての春を迎えようとしている自宅の庭木たちの
硬く閉ざしていた芽も、ここ最近やわらかくなってきたようです。
まだまだ、寂しい庭ですが
この春は、冬の間に勉強したガーデニング知識をフル活用し
夏までには下草や花がイキイキした、
緑イッパイの庭になっているハズです?
それにしても
動線に日射、断熱、照明、仕上げ材、庭造りと
施主様宅では、試せないことを試した
実験ハウスの我が家ですが
授業料が高かっただけあり、色々なことを教えてくれます。
最近では、1畳の空間があれば子供が喜ぶ遊び場が出来ることを
教えてくれましたし、視線の抜けと留まりのバランスを
考えさせてくれています。
なにより、くらしを楽しむ為にどんな工夫をするべきか
体験させてくれる最高の実験室です。
先日、NHKの番組「デザインあ」に
僕の大好きな建築家:中村好文さんが出演した際に
こんなことを話されていました。
君たちが毎日家でしていること、たとえば、ご飯を食べるとか、勉強するとか、 テレビを見るとか、おふろに入るとか。 そのひとつひとつが、もっともっと楽しくなるには、どんな工夫をしたらよいか。 よーく考えて、思いついたら実際に試してみたらいいと思います。 ということで、みなさんぜひ、毎日のくらしをもっと楽しくしてみましょう
人生を楽しむ為の最高の方法ではないでしょうか。
どうすれば、毎日のくらしがもっと楽しくなるのか?
その考えを大切に建築することが大切だと思う毎日です。
完成見学会のお知らせ
「理想の家」
日時:2月28日(土)・3月1日(日)
AM:10:00~PM:5:00
会場:門川町平城東
お施主様よりお言葉を頂きました。
家をつくりたい、そう決めてから数々の完成見学会に足を運びました。
多くの新しい家を見るうち、私たちの理想とする家が少しずつわかってきました。
「家に帰ってきたとき、木の香りのする落ち着く家がいい」ということ!
家は家族の癒しの場所です。心とからだの疲れをとって、
明日もがんばってみようかな・・・そう思える場所でなくてはなりません。
小弁野工務店さんのつくる家は、まさにそんな家でした。
中に入ると、深呼吸がしたくなる家・・・。
打ち合わせが始まり、家事動線への配慮やわくわくする子ども部屋、
私たち家族が暮らしやすいようにと様々な提案をしてくださいました。
毎週末に現場に行くのもとても楽しみでした。大工さん方をはじめ、
様々な職人さんたちの丁寧な技に素人ながら感動しきりでした。
こんなふうに心を込めて作ってくださった家に住めるのは幸せだなぁと今改めて思います。
待ちに待った「我が家」の完成です。年を重ねるごとに味が出るのが楽しみな家が出来ました。
小弁野さんにつくっていただいたこの家に、これから私たち家族で色を足していくのが楽しみです。
これからもお世話になります。
小弁野工務店の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
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*黄色い看板を目印にいお越しください。
ちひろ