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草木萌え動く(そうもくもえうごく)
だんだんとやわらくなってきた陽光の下
草木が芽吹きだすころのことを言います
冬の間蓄えてきた生命の息吹たちが
待ち侘びていた外の世界へ飛び立つ季節でもあります
現場近くの河川敷で一枚
菜の花と桜がこの時を待っていたかのように芽吹き
少し寂しかった河川敷を賑やかに彩りました
この道を通ると春の香りが身を包み
「やっと逢えたね」と嬉しそうに私の周りをくるくると踊ってくれました
可愛いつくしの姿もご拝見。
幼い頃、つくし取りに夢中になったことも
昨日の出来事のように鮮明に残っているようです
この「萌え」という言葉ですが
「芽が出る。きざす。芽ぐむ」の意味があり
古典文法ではヤ行下二段活用の動詞「萌える」の連用形。
「萌葱色(萌黄)もえぎいろ」という色名を良く耳にしますが
どんな色合いを思い浮かべますか?
葱(ねぎ)の芽が出た時の、薄青と緑の中間色を指し
英語色名ではスプリンググリーンやリーフグリーンの色に近く
平安時代では、若い人の着物の色としてこの萌葱色が好まれていたようです。
この芽吹きの時期を表す萌葱色を
お散歩しながら探してみるのもいいのかもしれませんね
そんな春の訪れに触れた日は
庭でちょっと桜茶などいかがでしょう?
ほんのりとした桜の香りに心が癒されるようです
明日は雛祭りですね
今年もお雛様とお内裏様が嬉しそうに並んでいます
小さい頃、雛人形に触れてみたくて
でも触ってたらいけないという気持ちに
ちょっぴりドキドキしたことを思い出します
今年は息子が園で作ってきた雛人形さんも仲間入り
「これぼくのー!」と得意気に作品を見せてくれました
今年は一段と人形たちも賑やかな様です。
ちひろ
今日は雨がしとしとと降るようです
一雨ごとに暖かくなってくるのでしょう
春が「もう少し、もう少し」と足踏みをしているようです
花屋さんも春らしいいい香りに包まれて
チューリップ、ラナンキュラスやヒヤシンスなどが並び始めました
庭にもクリスマスローズが「こんにちは」と顔を見せてくれています
ちょっぴり庭が賑やかになってきました
赤や黄色、ピンクに白と色とりどりの花たちが
春の風に吹かれながら、待ち焦がれた情景を思い出させてくれます
日本人だから味わえる
「次の季節を待ちわびる楽しみ」を
私たちが忘れないように彼らがそっと教えてくれているのかもしれません
H様よりROYCE`の「ナッティ&フルーツバーチョコレート」
「ピュアチョコレート(クリーミーミルク&ホワイト)」
「ロイズアールショコラ」スリータイプのチョコレートさんたちを頂きました
バレンタインデーにも合わせて頂き
男性陣はもちろん、私たちも大喜びでした
いろんなタイプのチョコが食べれてとても幸せ気分でした
ピュアチョコレートのホワイトが手が止まらなくて
一人で食べてしまいそうでした(笑)
Hさん、いつも美味しいものをありがとうございます
あなたは春の季節に出逢えましたか?
ちょっと歩を緩め、風を感じてみてください
すぐそばに心地よい春の息吹が吹いているかもしれません
ちひろ
雪が雨へ変わったり、氷が溶けて水になることを「雨水」といいます
草木が芽生え、農耕の準備を始めるのもこの時期
「春一番」が吹くのもこの頃だと言われています。
でも今年の春一番さんは少し早めに来たようです
「ちょっぴり急いでどこ行くの?」
春一番といえども、まだまだ寒い日は続くようで
三寒四温を繰り返しながら春が私たちの住む町へやってくるのです。
地方によって異なりますが、この雨水のシーズンに
雛人形を出すと良縁に恵まれると言われています。
今日は雨、冷たい雨が降り注ぎ大地を潤しています。
まさに「土脈潤い起こる」ですね
明日は晴れマークです
雨上がり...きっと花粉が沢山飛ぶんでしょうね
嬉しかったり、外に出るのが怖かったり
春を迎えるのはなにかと忙しいようです。
ちひろ
立春も今日まで、だんだん暖かくなり
湖の氷が割れ魚が飛び跳ねあがる様を「魚氷に上る」と言い
春先の薄く張った氷のことを「薄氷」と呼びます
少しずつ日も長くなり、ポカポカと気持ちの良い風が吹き
一雨ごとに暖かくなっていくのでしょう
2月13日は「名字の日」
1873年(明治8年)平民苗字必称義務令により、
国民すべてが苗字を持つことを義務付けられました。
当時国民は明治新政府を信用しておらず
苗字持つことを躊躇ったとか
日本で一番多い名字と言えば「佐藤」さんですね、
そのルーツを少し紐解いてみましょう
「藤原」という名字は大化の改新の功によって中臣鎌足が与えられた姓です
平安時代は藤原氏による貴族政治の時代ともいわれ
朝廷の役職の多くが藤原氏によって占められていました。
現在も多くの「藤」がつく名字には、
藤原氏、あるいはそこに近い人に由来していると考えられるとか
「佐藤」の由来は、左衛門尉という役職から、佐野の地名からなど諸説がありますが
実際に藤原氏の血筋だったかは定かではありませんが
それほど藤原氏の勢いが強かったということが伺えます。
珍しい名字も沢山ありますよね、もちろん「小辨野」もあまり聞いたことありません
動物や漢数字などユニークな名前があるようです。
一度、珍しい名字の人たちで集まってみたいものです。
ちひろ
頂き物をご紹介
西田製菓舗さんの和菓子を頂きました。
水仙や、桜もちなど季節の花々をモチーフに
この立春の季節を思わせる世界が広がっているようですね
和菓子は味わう楽しみだけでなく
芸術作品としての楽しみ方もあります
季節を楽しむように、春は桜や菜の花で春の温かさ思わせ
夏は涼を感じさせるように葛などを用いて、涼しさを感じ
秋は柿や栗を使った和菓子を作り
冬は冬の寒さを閉じ込めた作品たちが少し春を思っていたりします
私たち日本人は春夏秋冬を肌で感じ
そして恋焦がれてきました。
その私たちが知っている四季のある国が作り出した和菓子だからこそ
目で見て楽しみ、そして食する楽しみを知っているのでしょう
和菓子はどこまでも私たちを魅了し続けるのでしょうね
ちひろ