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昼と夜が同じ長さになるこの時期を「春分」といいます
大きな節目の一つとします
今日は「春分の日」、春のお彼岸です
この日は家族みんな揃ってお墓参りに行きます。
「暑さも寒さも彼岸まで」と言われるように
だんだんと過ごしやすい季節になります
この間までの寒さはどこに行ってしまったのだろう
というくらいポカポカ陽気に包まれています
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近くにも桜の花が花開きました
春の足音が聞こえていますね
この時期、雀が枯草や毛などを集めて巣を作り始めるころ
軒の下や駐車場などに巣をかけ
可愛い雛鳥が顔を覗かせます
突然やってきた愛らしい住人に少し足を止め話しかけてしまいます
雀たちが木の枝や柵などに飛び交う姿が
まるで楽しそうにダンスをしているようにもみえます
彼女たちも新しく訪れた季節に喜びのダンスを披露しているのかもしれません
ちひろ
寒い冬を過ごした蛹たちが羽化し、蝶へと姿を変えるころ
暖かな春の日差しを浴び、綺麗な蝶へ成長する姿は
まるでこの日を長く待ちわびた少女のようです。
羽が瑞々しく輝き春の喜びを教えてくれます
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昔の人は蝶のことを「夢虫」「夢見鳥」と呼んでいました
そのいわれは古代中国の思想家・荘子の説話「胡蝶の夢」に由来するのだとか
胡蝶の夢とは ‘‘蝶になる夢を見たけれど本当の私は蝶であって
今は人間になっている夢を見ているだけかもしれない‘‘ という
荘子の考えがよく現れているものとして有名な説話です。
-不知周之夢為胡蝶与 胡蝶之夢為周与-
荘子 「胡蝶の夢」より
夢と現が混ざり合った幻想的な蝶のイメージは今も昔も変わることなく
夢うつつとぼんやりとした世界に引き込ませ
この春の陽気のように私たちを少し惑わしているようです。
ちひろ
この時期店先に並ぶ新玉ねぎは瑞々しく甘みがあり
生でも食べても辛みがありません
そんな私たちの食卓に並ぶ身近な玉ねぎのことを少し紐解いてみましょう
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玉ねぎの歴史は古く、紀元前3千年以上のメソポタミアや
古代エジプト時代までさかのぼります。
ピラミッド建設の労働者たちがニンニクと一緒に食していたという記録もあるほど
日本に入ってきたのは、明治時代初期で
クラーク博士に同行したW.Pブルックス農学博士がアメリカ産の種子を持ちこみ
札幌農学校で栽培指導をして根付かせたという説があります。
香味成分の硫化アリルは胃の働きを活発にし
血液をサラサラにしてくれるポルフェノールも多く含んでいます。
お父さんたちが気になるコレステロールにもいいんだとか♪
古くから親しまれてきた玉ねぎを今夜の食卓に並べてみてはいかがでしょうか?
古代エジプトの香りが楽しい会話と共に食卓に広がるかもしれません
ちひろ
「桃始めて笑う」
つぼみがほころび桃の花が咲くころ
春ならではの風景にどこか懐かしさと嬉しさが入り混じった気持ちになっています。
昔は花が咲くことを「笑う」と表現していました。
優しい色をした花たちのほころんだ姿が昔の人には笑っている様に見えたのかもしれません
野に咲く一輪の花や一面に広がる笑顔たちに私たちは励まされ、
そしてまた立ち上がる勇気をもらってきました
どんな時でも傍に寄り添い笑ってくれています
今も昔も花々は癒しと喜びを教え続けているのでしょう。
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今年も母が植えてくれた桃の木が花をつけてくれ
「今年もまた逢えたね」と変わらぬ笑顔にそっと話しかけました。
私たちの心に変わらぬ思いや生きる命がある限り
優しいあの顔を見せ、きっとそこに花は咲いてくれるのです
ちひろ
頂き物のご紹介
お施主様のHさまより頂きました
延岡市の「工藤菓子舗」さんの桜餅と三食団子を頂きました
写真は「三食団子」
おやつに頂きました
とってももっちりとして弾力があり美味しかったです
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お花見の時に食べられるこの三食団子は
別名「花見団子」と呼ばれ親しまれています
三食の意味は、赤が「桜」、白が「白酒」
緑が夏の「草木の緑」を表すことから「秋がない」「飽きない」と言われるとか、
赤と白が縁起を担ぎ、緑が邪気を払ってくれるなど
さまざまな意味がこの「三色」に込められているのですね
とても縁起の良い「一本」を食べた様な気がします。
皆さんも是非、お花見をしながらこの三食団子を口にされてみては如何でしょう
また意味を知ったうえで違う味わいがあるかもしれません
Hさんありがとうございます
お花見気分を味わえた、そんなおやつ時でした。
ツアー公演のご紹介
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2013年3月20日(水・祝) 開演:13:30
延岡総合文化センター
同時上演「にこにこきぶん」もあるそうです。
気になった方は是非、ねこときんぎょの
秋から春までの短く、そしてちょっと不思議で心温まる
二人の友情を見てみてください
ちひろ